銀座 誠友堂

金を小分けしないで売却すると必要になる支払い調書についてご紹介します。金を小分けに分割して節税。金は100g単位の小分けにすればマイナンバーと支払い調書を提出する義務がなくなります。

現在、金でできたインゴットや装飾品を買い取ってもらう際、買取額が200万円を超えると、店側で支払調書が作成され、管轄の税務署に提出されることになっています。これは、国税庁が申告漏れを防ぐために導入しているものですが、なぜ金買取業者に対して義務付けているのでしょうか。 支払調書の提出義務化の背景には、金やプラチナでできた品物の売却によって生じる譲渡所得の申告漏れが相次いでいたことが挙げられます。金とプラチナは21世紀に入ると価格が上昇し、日によってはどちらも1グラムあたり日本円で5千円以上で取引されることがあります。このため、この高値の状況をチャンスととらえて、買取店には手持ちのインゴットや装飾品を現金にかえる客が多く訪れるようになりました。それに伴って、本来は所得計算時に反映させる必要のあるインゴットや装飾品の売却益がきちんと計上されていないことで、申告漏れを指摘されるケースが急増しました。どの程度増えたのかというと、2010年7月から2011年6月までの1年間では、申告の漏れが指摘されたのは962件、所得総額で約61億円だったのに対し、2013年7月からの1年間では、申告漏れが3年前の3.3倍の3,193件、所得総額で2.6倍の約160億円になりました。事例の中には故意に所得を隠す悪質なケースが何件かあり、税務当局はこの実態を重く見て支払調書の提出義務化にふみきりました。